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2020.03.08 [ 資産運用の方法 ]初級

債券投資の仕組みと特徴

 
この記事は以下の動画とリンクしています。よろしければご覧ください。
【債券投資】債券とは?仕組みをわかりやすく説明します

こんにちは、杉山です
今日は債券について仕組みと特徴を話します。
債券といえば、思い出すのが証券会社1年目の新規開拓です。
配属されて2ヶ月間は、個人向け国債をまず売ってこいという指示が会社から降りまして、
「お前ら新人は国債で、金集めてこい!」以上。みたいなことを支店長から言われます。
(※国債を販売して新規資金を導入しろ、という意味)
ヤクザの集金係みたいな言い方ですよね。
まずは200枚ぐらいパンフレットを鞄に突っ込んでパンパンになってる鞄持って、
いってきま~す!って大きな声で店を飛び出して、さっそうと自転車乗って、飛び込み訪問です。
でもね、そんな真面目にやるのなんてせいぜい最初の一ヶ月くらいで、
すぐ飽きます。てかカバンが馬鹿みたいに重いんですよ200枚もパンフレットを入れると。
飽きてくると毎日、「行ってきまーす!!!!」といって元気よく店を出ますが、
そのまま自宅に直行です。かったるくてやってらんねーやーってなもんで。
地方の店だから会社と自宅のアパートがすごい近いんですよ。チャリンコで10分くらいの距離です。
で、自宅に直行して、自分の部屋にパンフレットを200枚のうち180枚ぐらいは置いて鞄を軽くしてから、
のんびり飛び込み訪問というのが僕の証券会社1年目のルーティンでした。
だからどんどん家にパンフレットが貯まってくわけですよ。
1000枚とか2000枚とか普通に溜まってたような気がします。
邪魔になってきたらまとめて資源ごみに出してみたいな感じ。
証券会社の人、新人の時に皆やってんじゃないでしょうか。
証券マンの皆様、新規開拓ってさぼってましたよね?どうですか?
さて、本題いきましょう。

債券の仕組み

国とか自治体、もちろん、普通の事業を営んでいる会社が
資金調達を行うときに発行する有価証券が債券です。
  • 債券を発行する側がお金を借ります
  • 債券を購入する側はお金を貸す側になります
例えば国債ならば、日本政府が国民に「お金を貸してください」とアナウンスして、
国民が「しゃーねーな、大事に使ってくれよ」と政府に貸し付けている形です。
借りた側は債券を発行した時の約束にのっとって利息の支払いと満期時に元本を返すことを約束します。
ちなみに利息の支払いをそのまんま利払いといいます。
この利払いが遅れたり滞るとデフォルト、破綻となります。
当然、満期時に元本を返せない場合も破綻。
債券の利率・利回りは各国の政策金利、発行体の信用力、満期までの年数によって変わってきます。
途中で売却することも出来る 途中売却は時価で行う。なので損することもあります
  • 新たに発行する債券を新発債(しんぱつさい)といいます
  • 既に発行されたものを既発債(きはつさい)といいます

債券投資の主な収益源

利息収入と売却益が債券投資の主な収益源です。
 
利息は発行時に定められたものが支払われます。
半年ごとだったり、年一回だったり商品によりそれぞれです。
債券は満期の前に途中で売却ができます。
満期まで持つと額面で戻ってくるけど、途中売却の場合は時価になります。
なので債券価格によっては損することも儲かることもあります。

債券の種類

国債・社債

政府が発行している債券を国債、会社が発行しているものを社債といいます。
円建ての国債や社債の多くは今の金利状況考える投資妙味なんてあったものではありません。
今の10年もの新発国債の利率は0.05% 
財務省HP 個人向け国債
半年に1回とか年1回とか利息収入があるので利付債とも言います。
僕が証券会社で働いていたときなんかは
新発10年もの個人向け国債の利率1.5%ぐらいはあったような記憶があります。
うーん隔世の感がありますね。今の証券会社の新人さんは国債なんかではろくに新規開拓になりませんね。

外国債券

外国債券は外国通貨で発行されるもの、もしくは発行体が外国籍のものです。
ドル建て、ユーロ建て、豪ドル建て、様々あります。
諸外国の政策金利は日本と比較して高いので、
日本の公社債、社債よりも高い利率です。
外貨建で保有するので為替リスクがあります。

割引債

額面価格(満期時に戻ってくる価格)よりも割引きされて取得することができる債券です。
利払いはないものが多い。
例えば、満期5年、額面100万円の債券を90万円で取得することが出来るとした場合、
利息の収入はないが満期時に100万円で戻ってくるので10万円が利益となります。
目先の利息が入ってこなくても良いという人には向いています。利付債よりも運用効率は上がります。

劣後債

普通の債券より法的な弁済順位が低い債券のことを劣後債といいます。
そのため利回りは普通の社債よりも高めに設定されています。
米ドル建てで日本企業がこういった劣後債を発行していて、
ネット証券でも普通に取り扱っています。
最近のドル建ての既発・劣後債の利回りを見てみたら3.5~4.5%ぐらいですね(税引き前)。

仕組み債

「仕組債」とは普通の債券にデリバティブ(金融派生商品)を組み込んだ債券です。
いろんなパターンがあります。
外貨建てだったり、個別銘柄や株価指数を対象にして利率が変わったり、様々な条件があります。
償還時に元本割れしたりして戻ってくる可能性があります。
内容が複雑なので分かりづらい商品なので個別に説明したいと考えています。

番外編 ぶっ飛んだ外債の利回り

トップバッターは何て言ったって、トルコリラです。
政情不安や激しいインフレもあって昨年、政策金利が20%超えているときもありました。
為替の変動は激しいのですが、非常に高い利回りなので
証券会社はかなり販売していたし、ネット証券でもかなり売れていたと思います。
ただ、
為替がここ数年で暴落していて、半値以下となっています。
年利20%とっても元本が半値になっちゃうと取り返すのが大変ですよね。
新興国通貨ってのは利率が高い反面、為替変動が大きいので
債券の利回りだけじゃなくて、為替水準もしっかり見ましょう。
少なくとも直近10年分ぐらいの為替チャートはみましょう。
次いでギリシャ国債
もは過去の話になりましたが、
リーマンショック後の2012年あたり欧州債務危機があって、
ギリシャ潰れる潰れると言われていたんですね。
そのときのギリシャ国債はなんと年利40%とかっていうとんでもない数字です。
こんなことがあって、EUの盟主であり一番お金持っているドイツしか支援できなかったんだけど、
ドイツも金出すのを渋っていました。まじでギリシャ潰れるなと当時は思いました。
せっかくリーマンショックから回復しかけてきた相場がさらに崩れるのか、、、みたいなことになってて、
「もう無理、これ以上は僕のメンタルが」というぐちゃぐちゃなメンタル状況でした。
国債の利回りが40%ですからね、いやもうこれは事実上のデフォルトじゃないのかと当時、言われていました。
その後、ギリシャは緊縮財政(ようは生活を切り詰めて倹約する)を断行して何とか最悪の危機を脱することができました。

盛大に脱線するのでスルーでOKな話

EUって金融危機とか今回みたいなコロナのような疫病が蔓延すると
個々の国独自で人とモノの動きを制限できないから一気に感染拡大しちゃいますよね。
だから、最近のコロナウィルスの欧州での拡大ぶりは、凄まじい速さですからね
あっという間に日本を抜いてしまいました。
この記事を書いている時はイタリアはなんと北部を封鎖するという厳しい決断を下しています。
ヨーロッパで今後コロナウィルス感染が激増するのは間違いないと思うんですが、
原因の一つに欧州の人って風呂にあんまり入らないってことがあるんじゃないかと考えます。
彼ら彼女らは3日か4日に一回ぐらいしか風呂に入らんのです。
だから体臭がきついので香水を使うんですね。
フランスなんか洒落たイメージあるでしょうけども、ゴミだらけでしょう街中、イタリアも。
移民難民の流入でスラム街が形成されていますから、そこに住む貧困層は健康状態も衛生状況も非常に悪いので、
ひとたび、新コロナが入り込むと一気に広がってしまいます。
さらに欧州は陸続きですからイタリアだけじゃなく、今後ドイツ・フランスあたりもイタリア並の数千人単位で増えるんじゃないかと思います。
好況のときやこういった疫病、紛争がないときは
EUのメリット(ヒト・モノ・カネの動き制限をかけない)が最大限いきるでしょうけど、
イレギュラーなことが起こると非常にEUという体制は脆いですね。
シリア内戦での難民・実質的な移民も大量に混ざってるけども、
あちこちで軋轢を作っているし結局、自由に難民が動けるから福祉の充実したドイツとかに集まってきて、
福祉制度の甘い汁を外国人が吸っているていう状況です。
ドイツでは【ケルン大晦日集団性暴行事件】というググると胸糞悪くなるような事件が発生しています。
2015年~2016年の年越しに発生して、ケルン中央駅や大きな広場で1000人以上の女性がアラブ系・北アフリカ系の
移民・難民から性的暴行・窃盗とかを受けた。ほぼ日本では報道されていなですが。
恐ろしいですね。阿鼻叫喚です。
言葉がないです。
そんな問題が欧州各国で起きていて、
そら国民ブチ切れて、難民押し付け合うっていうババ抜きみたいなことになっていますね。
本当にカオスな状況です。
貿易でも金融政策でも足並みを揃えないといけないから、政治・経済的にも独自の対策を取れないってのは
主権国家なのかというそもそも疑問が出てきます。
だからあれだけイギリスのEU離脱は批判されていたけど、
イギリス政府とイギリス国民はコロナの感染拡大を見て
「そらみたことか、俺はそっちと縁切ったから」みたいな、縁きってないけど、
したり顔になっているんじゃないかと思います。
EUというのはグローバルの象徴だと僕は思います。
別々の国同士が通貨を統合して、ヒト・モノ・カネの動きを自由にして、
という革新的な言わば【実験】をやったんですが、
英国のEU離脱とEUの混乱を見ていると今後も欧州の政治・経済的な混乱はまだまだ続くだろうなと感じます。
政府・国は「経済的な効率は落ちる」けども、危機に際して迅速な行動を取れる体制を維持するべきということは今回のコロナウィルス拡散での教訓ではないでしょうか。
追伸
一時年利40%まで言ったギリシャですが、
現在のギリシャの10年もの国債が1.1%ぐらい利回り。
落ち着くもんなんですね。
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