Youtube channel

ホーム時事・資産運用動画 投資信託の仕組み 解説

2020.03.02 [ 資産運用の方法 ]初級

投資信託の仕組み 解説

 
この記事の内容はこちらの動画とリンクしております。よろしければご覧ください。
 

図で見る投資信託の仕組み 

 
投資信託の仕組みは言葉よりも画像を見てもらうほうが分かりやすいと思います。ので、早速↓
 
 
投資信託の仕組み 構造
 
 
 
 
 
 
 
 
 
投資家から集めたお金を運用のプロが国内外の株式や債券等に投資をして利益や分配を還元してくれる、という構造です。
動画内で僕がイメージの説明をしていますが、
「大きな袋に、株・債券などを放り込んでパッケージにして販売しているもの」が投資信託です。
1つの投資信託で大体30~40銘柄ほどの株・債券などに分散投資を行っているケースが多いです。
 

投資信託 メリット デメリット

投資信託のメリットは主に
①分散投資が簡単に出来る、
②少額から投資が出来る、
という二つです。
 
一方でデメリットですが、うーん、あまり無いですねぇ。
もちろん価額変動があるので損することがありますよってのは当然のことながら。
以前なら株式の売買手数料に比べると投資信託の費用は高かったのですが、今はなんといってもネット証券が主流の時代。
ネット証券なら大半の投資信託において購入時手数料が無料となっています。時代を感じますね。
強いて(デメリット)を言うならば、投資信託は分散しているが故に価額変動がマイルドです。株式と比較して変動が小さいほうなので
大きく儲けたいと考えている人には投信はイマイチです。
 

投資信託の費用 

投資信託の費用は大きく分けて3つです。

  • 購入時手数料
  • 信託報酬(保有中の費用)
  • 信託財産留保額(売却時の費用)

それぞれ説明しますと、
まず購入時手数料。
そのまんまですね。投資信託を購入するときに支払う手数料のことです。前述のとおりネット証券では無料化が進んでいます。
次に信託報酬。
信託報酬は投資信託の保有中にかかる費用です。「目に見えない手数料」と言われたりします。商品によりますが、年率0.6%~2%ぐらいです。
(インデックス型だとさらに信託報酬が低いものもあります)
目に見えないと言われる理由は、費用が投資信託の値段に反映されているからなんですね。
例えば信託報酬が年率2%かかる投信Aがあったとします。
投信Aを100万円購入すると1年間で2万円は運用会社に支払っていることになります。
仮に投信Aの値段が1年間全く動かないとすると、1年後に投信Aは98万円に減ってしまうということです。
購入後の明細には購入時手数料は記載されますが、信託財産留保額は記載されないのです(目論見書には年率〇%と明記されていますが)。
最後に信託財産留保額
売却時に差し引かれる費用です。信託財産留保額を引かれる投資信託、引かれない投資信託がそれぞれありますので購入前に確認しておきましょう。
おおむね0.2%~0.3%ほどです。100万円分の投資信託を売却するときに2000~3000円ほど差し引かれるということですね。
 

投資信託 アクティブ型とインデックス型の違い

アクティブ型投資信託は
ファンドマネージャーという運用の指図を行う人が投資信託への組み入れ銘柄や売買タイミングの判断を行います。
株価指数以上の成果を目指して運用されます。
インデックス型よりもコストは高めです。
 
インデックス型投資信託は
株価指数に連動するように運用された投資信託です。そのため投信の基準価額は株価指数にほぼ連動します。
株価指数とは日本では日経平均やTOPIXなどが代表的なものです。アメリカだとNYダウ30種平均、ナスダック、S&P500などが該当します。
株価指数はいろいろな種類があるので調べてみるといいかもしれませんね。
アクティブ型と比較してコストが低いのが特徴の1つです。
 

どっちが良いのかと言われればインデックス型

いろんな意見がありますが、どちらが良いかと聞かれたら僕はインデックス型と答えます。
アクティブ型はベンチマーク(ここでは基準となる株価指数)以上の成果を目標としています。
が、株価指数以上の成果を継続して出すのは実際は難しいのです。よほどファンドマネージャーの腕が優れてないとまず無理だといえます。
要は運用成果に大差がなければ、コストの差が際立ってきしまいますよね。
ところが、
日本で販売されている投資信託は圧倒的に、いやもう圧倒的にアクティブ型投資信託でございやす。
それじゃあ話がアベコベじゃないかとのご指摘はごもっともでございやす。
その理由を話します。

証券会社や銀行が販売するのはアクティブ型投資信託

金融機関はアクティブ型投資信託を販売したいのです。
何故かって?
答えはシンプルです。手数料が高いので金融機関は儲かるからです。
銀行や証券会社は営利企業ですから何を販売して、どれだけ手数料を取るのかは自由なので一方的に責めるわけにもいきません。
ただ、こういった実態を知っておけば、変な商品に引っかかることが少なくなりますので是非覚えておいてくださいね。
参考までにSBI証券の投資信託純資産ランキングを見てみましょう。アクティブ型が中心です。
 
SBI証券取り扱い投資信託 純資産の多さで並べ替え

ファンド名 カテゴリー 純資産(百万円)
ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) 国際株式 グローバル 1,122,430
東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型) (愛称:円奏会) バランス 日本 734,769
フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし) 国際REIT 北米 638,466
フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド 国際債券 北米 581,330
ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし) 国際REIT 北米 574,833
新光 US-REIT オープン (愛称:ゼウス) 国際REIT 北米 539,146
三井住友TAM-次世代通信関連 世界株式戦略ファンド (愛称:THE 5G) 国際株式 グローバル 511,153
レオス-ひふみプラス 国内株式 グローバル 472,019
日興-ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型) 国際REIT グローバル 416,827

出典:SBI証券 投資信託一覧 純資産の多さで並べ替え 2020.3.2.
 
 

アメリカではインデックス型投資信託に資金が集中

日本ではアクティブ型投信がよく販売されている一方で、アメリカではインデックス型が中心。
以下の図は金融庁が作成した積立NISAのための説明資料です。ここに日米の投資信託を比較した図があり、なかなか面白いです。
ちょっと見にくくて申し訳ないのですが、要は
「日本の規模が大きい投信はすべてアクティブ型、一方アメリカは半数以上がインデックス型投信」という説明の図です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
出典:金融庁作成 平成29年3月30日 積み立てNISAについて 資料8p
 
金融先進国のアメリカで投資信託についてはインデックス型が主流となっています。
その状況を考えると答えは出ているのかなと思います。つまりインデックス型なんだろうなという話です。
 

アクティブ型投資信託で優れた商品はあるけど見つけるのが大変

アクティブ型でもベンチマーク以上の成果を出している優秀なファンドは探せばあると思います。
しかし、ベンチマークを超えた成果を出し続けるのは並大抵のことではないでしょう。そんな優秀なファンドマネージャーならば色んな投信運用会社から声がかかって
高給でぽんぽん引き抜かれてしまいそうなものです。
ネット証券では投資信託の取扱数が2500本ほどありますから、その中から継続して優れた成果を叩き出している投信を見つけ出すのはぶっちゃけ至難の業だと考えます。
というか、考えただけで面倒ですよね。
昨年はベンチマーク以上の成果でも今年はどうなるかは分からないものです。
モーニングスターというサイトでは「ファンドアワード」という1年間で優秀な成果を残した投資信託を表彰しているのですけど、あくまで過去一年間において優れていたのであって、この先一年間も同じく優れたパフォーマンスを出すとは限りません。
そのあたりを総合的に考えると動画でお話した内容の通りでございます。参考になりましたら嬉しく思います。
参考リンク:モーニングスター 「ファンドアワード2019」
 
 

ご要望をお気軽にお知らせください

045-329-7142045-329-7142

受付 / 月~金曜日(祝祭日を除く) 9:00 ~ 18:00

Case

お客様からの相談事例をご紹介します。
皆様のお悩みと同じ事例がありましたら、参考にしてください。

News & Blog

杉山オリジナルの動画やコラム記事を
更新しています。
新たな気づきがあるかも!?