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2020.03.03 [ 時事・ビジネス ]ビジネス[ 資産運用の方法 ]初級

【マルチ商法】アムウェイで金も信頼も失った人の話 原因と対策

 
この記事の内容はこちらの動画とリンクしております。よろしければご覧ください。
 
今回はいわゆるアムウェイ、マルチ商法にどっぷり浸かって、お金も信頼も失った人の話をします。
アムウェイというと、世間のイメージ的には、マルチ野郎とか、詐欺野郎とか、ねずみ講とか、チューチュー野郎とか、ド腐れとか、多種多様な罵倒のされ方をしているわけですが、
その理由も考えながら被害にあわないための対策も合わせてお話します。
 

アムウェイの概要

アムウェイの公式HPはこちら
アムウェイは健康食品やサプリメント、調理器具な様々な商品を販売しています。一般的な小売店のように店舗を構えて営業はしていません。
ディストリビューターと呼ばれる販売員の人たちが、それぞれの人脈を通じてアムウェイの商品を販売しているのが特徴です。
口コミで営業を広げていくわけですのでネットワークビジネスの一種です。

ネットワークビジネス
ネットワークビジネスとは、口コミによって商品を広げていく仕組みを用いたビジネスのことです。購入者を販売員として勧誘し、販売員になるとさらに別の人を販売員として勧誘していくビジネスモデルで、ピラミッドのような構造になっています。
出典:https://biz-shinri.com/
マルチ商法と言われたりもします。

保険営業はネットワークビジネスの一つ

ちなみに、日本人の大半が加入している民間の保険なんかもネットワークビジネスだったりします。
保険の営業は既存顧客から新たな顧客を紹介してもらって契約を重ねていくケースが多いんですね。保険に加入したきっかけって、友達とか親戚からの紹介だったりしませんか?
まさに人脈・口コミを利用して契約をしますよね。
ひと昔前の生保レディに批判が多いのはよく聞いた話です。
まっさらな状態で新規顧客を開拓し契約までこぎつけ、継続して新規契約を取り続けることは並大抵のことではありません。
そのため生保レディの新規顧客(保険を契約してくれる人)は主に彼女の家族・親戚・友人がメインになります。
そして彼女たちは近い間柄の人たちに一通り営業しつくすと、新規契約が取れなくなるためノルマが達成できずに辞めざるを得なくなります。
保険会社や保険代理店からすると新規契約は生保レディを通して取れるし、契約の取れなくなったレディ達は辞めてくれるので会社の負担にはなりません。
以前は保険のセールスの賃金形態はフルコミッション(完全歩合)が当たり前でした。契約が取れなければ必然的に辞めざるを得ないというほうが正確ですね。
要は使い捨て要員だったということです。
話を戻すと、保険営業でも見られるようにネットワークビジネス、マルチ商法は違法ではないんですね。
次にマルチ商法とねずみ講の違いについてみてみましょう。

マルチ商法は合法 ねずみ講は違法

マルチ商法は合法で、ねずみ講は違法です。
アムウェイはマルチ商法に該当しますので違法ではありません(ほかの問題がありますが、、)。
マルチ商法とねずみ講は混同されがちなのですが片や合法、片や違法で天と地ほどの差があります。
マルチとねずみ講の違いをざっくりと説明すると、
「商品・サービスを販売しているか、していないか」です。
マルチ商法はあくまでもモノを販売するための組織です。そのため規制はありますが合法です。
一方で、ねずみ講は商品を販売するのではなく、単に金銭の受け渡しが目的となっている組織です。
先に加入した会員が後に加入した会員からの会費を配当として受け取るという流れですね。
そこにモノの販売実態はありません。
商品を販売して利益を出しているわけではないので、会員を永遠に増やし続けないと必ず破綻します。
ねずみ講であることを隠すために商品の販売組織であることを偽装する会社なんかもありますので注意が必要です。
詳しくは下記の法律事務所サイトを参考にしてください。とても分かりやすいです。
アムウェイというとイメージの悪さから、マルチ野郎とか、ねずみ講とか、チューチュー野郎とか、詐欺師とか、語彙力豊富な罵倒のされ方をするのですが。
マルチ野郎は間違いないのですけども、いちおう合法なのでねずみ講とか詐欺師とかっていうのは話が違ってくるのです。
いや別に擁護しているわけじゃないですよ。
マルチ商法は営業姿勢に問題があったり、苦情が多かったりで消費者側に特別の配慮がなされています。
クーリングオフはみなさまご存じだと思います。
訪問販売でダーッとやって来たセールスが、
年寄りなんかをダバーッと丸め込んで、(何ならセールスが)契約書に印鑑ついて、お買い上げありがとうございます(羽毛布団100万円)。
みたいな話があったときに、契約をキャンセルできるという制度です。
通常、クーリングオフは契約してから8日以内に行わなければならないのですが、マルチ商法の場合は20日間有効です。
これは苦情が多く実際に営業姿勢に問題があるからこのような取り扱いとなっているわけですね。
余談ですが投資はクーリングオフが適用されないケースが多いのでよーーくリスクを確認してくださいね。
話を戻して、そんな合法な活動をしているアムウェイさんにドはまりして、すってんてんのすっからかん、無一文になってしまった人の話をします。
そこから学べる事が沢山ありますので情報をシェアしていきたいと思います。

アムウェイで無一文になった人の話

無一文になった人は実は僕の親しい知人です。その人は女性なので、以降「彼女」と書きます。
彼女がアムウェイにはまり始めたのは一昨年ほど前でした。
高額な健康食品のようなものを継続して購入していました。
彼女曰く、「私がとっても信頼して尊敬している人がおススメしてくれているから購入しているの」とのこと。
僕は尋ねました 「じゃあ、その買っているサプリ(健康食品)を見せてくれない?」と。
実際に彼女が購入している健康食品の箱をパカっと開くと中身は「粉」。
さすがに違法な粉ではないですよ。成分表を見ると、いわゆるプロテインです。そのプロテインを毎月4~5万円分ほど購入していました。
言うまでもなく彼女はフツーの女子ですから、筋トレ女子とか腹筋女子的な類ではないのですよ。
話をすすめて僕は 「なんでこんなに大量に買ってんの?(高っけーな)」と聞くと、
彼女は「今ダイエットをやってるから必要なの」と。
僕は「ダイエットは良いんだけど、、、お金、大変じゃない?」と伝えると
「これはね、私がすごく信頼している人からファスティング・ダイエットっていうのを教えてもらって実践しているの。」と彼女。
ファスティング・ダイエットって何ぞやって話で僕はその場で携帯を使って調べたころ、
「ファスティング(fasting)= 断食 」のことでした。
その後、話を深堀して彼女から色々聞きだしたんですが、要は「糖質制限ダイエット」をやっているとのこと。
理屈は分かるんだけどね、ライザップさんと同じかな。
「トリ胸肉でも食っとけ」と思ったけど、プロテインの代わりに胸肉を食べるとかなり高くつくなと考え直しました。
 
話を戻して、アムウェイの箱が彼女の家の玄関に山積みになっているし、
浪費が激しいことを考えるとこのままじゃ失うモノが多すぎるんじゃないかと考えました。
 
正直、お節介かなと思ったのですが実際にアムウェイの人を呼んで直接話を伺ったのです。
アムウェイの人を以降「彼」と書きますね。
 
彼の話としては 「ファスティングのことを研究していてダイエットに非常に有効で健康にもなれるから、広めようと活動しています」とのこと。
なるほど、なるほどと一通り彼の話を聞き終わったのですが、まったくアムウェイの話は彼の口からは出てこない。
アムウェイのイメージが悪いことを彼は自覚していたんだと思います。あえて伏せていたのかなと僕は推測します。
その後、彼には勧誘をやめてもらうよう依頼しました。
「彼女の経済力を超えているし、ほかにも彼女独自の問題があるから」と僕は説明して彼には納得してもらいました。
ちなみに彼女はサプリだけじゃなくて高額な浄水器も彼を通じて購入しようとしていました。1台15万円の浄水器×3台=45万円
ひっくり返りそうでした。
 
僕はアムウェイの会員である彼の会員番号を聞いたんですよ。
そしたら彼は「いや、それは出来ません。」と。
何故ですか?と聞くと、
「教えたくないからです」と彼は頑として会員番号は教えてくれませんでした。
会員番号を控えてアムウェイのコールセンターに問い合わせようと思っていたんですけど、残念ながら出来ずじまい。
別に意地悪をしようとしたわけではないです。彼女独自の問題を考えると、高額な商品を継続的に販売せしめる行為・契約は過去に遡って無効に出来る可能性があると考えたからです。
彼女を取り巻く環境について彼に説明すると、彼は頭を抱えていました。結果として、彼は今後彼女に勧誘はしないと約束してくれましたし、その約束を守ってくれました。
約束を守ってくれたというか、彼女の蓄えが底をついたから用済みだと判断したのかもしれません。
 
長くなりましたけど、一連の流れで彼女はこれまでに蓄えた貯金をすべて失いました。まだ若いから何千万とかではないですよ。でもその年齢の人にとっては大金だと思います。
失うモノがもう一つ。お決まりですね。周囲からの信頼です。彼女自身がアムウェイ商品や彼のことを友人・知人・家族・親族に紹介しまくってましたので。
 

マルチ商法の問題点

すべての人がお金と信頼を失うわけではありません。
多くの場合でマルチに引っかかると、失うものは大きく分けて2つ。
①自分自身が高額な商品を買うので「お金を失う」。
②ネットワーク(友人・知人)を使って販売しようとするから「信頼を失う」。
手痛い失敗ですよ。一生後悔するでしょう。
 
アムウェイはじめマルチ商法にのめり込むと周りの話を聞かなくなります。
素直に話を聞く相手はマルチの販売員だけ、みたいな状況になってきちゃいます。
これも大きな問題の一つだと考えます。
 
マルチに手を出した人が知人ぐらいだったら、はっきり言って、放っておけばいいじゃないですか。
距離をおけばもうそれで解決です。
一方で、マルチを始めたのが自分にとって大切な人だと話が違ってきます。
大切な人がお金も信頼も失っていくのは本当に悲しくツライことなのでやめてほしいと思うわけです。
そこであれやこれやと説得しにかかるわけですが、これが逆効果になることが多いんです。
 
youtubeを見てもマルチやアムウェイの人を論破した、みたいな動画が沢山あります。
遊びでやっていることだろうから、いいんですが、
大事な家族や親友がもしマルチにハマってしまったら、絶対やらないほうが良いと思います。
あえて絶対と使いました。この論破のことです。
論破するのは良いんですが、論破されたほうは二度とあなたの話を聞いてくれなくなります。心を閉ざしてしまうのです。
そしてマルチに引き込んだ人間の話だけ素直に聞くようになります。依存を深めると言いましょうか。より深みにはまっていきます。
 
論破するほうはさぞ気持ちいいでしょう、「どやああああああ!」みたいな感じですからね。
自分がストレス発散したいならそれもいいでしょう、不毛だけどね。
あなたの目的が「マルチに絡めとられた人を助けたい」ということならぜひ慎重になってほしいなと思います。

マルチ商法にどう対策・対応すべきか

マルチやネズミ講に引っかからないために前提となるのが、
まず、子供~学生(高校生・大学生)のうちにマルチ商法やネズミ講について教えておく。
これに尽きると思います。
世の中には金と信頼を奪われてしまうようなビジネスがあるんだと、
言いたくないけども、やっぱり世の中に悪い人間はいるんだと、
その現実を子供のうちから教えておくべきだと考えます。
次に、マルチにはまり込んでしまった人を強く否定しない。
ということも大事な対応策の一つです。
「馬鹿なことはやめろ」
「お前は騙されている」
というようなことを本人に言うと、逆に心を閉ざしてしまいます。
話を聞いてくれなくなるぐらいならばいいのですが、
身近な友人や家族から否定されると、
はまった本人はマルチ商法の関係者にさらに依存していくことになります。
なので、マルチやネズミ講にはまってしまった人を助けるには、
時間をかけて粘り強く、「あなたのことを大事に思っている」という気持ちを常に伝えながら、
説得していくしかありません。
本当に大変なことです。マルチにはまった本人以上に家族や親友のほうが疲弊します。
メンタル的にボロボロになります。
周囲からすると、マルチ的な活動をすぐに止めてほしいのは山々ですが、ぐっとこらえて対応しましょう。
マルチにはまるとお金が凄い速さで無くなっていきます、あっという間に貯金が底をつきます。
信頼も金もすっからかんにならないと、あぁ間違っていたと気付けないのかもしれません。
そうなる前に深い沼から脱出するには周囲の力がないと無理です。
家族や親友たちは深みにはまった大切な人を見捨てずに粘り強く対応してほしいと思います。
落ちるところまで、落ちるとその痛い、痛い、失敗が本人のその後の人生の糧になるはずです。

何でマルチやネットワークが気持ち悪いのか

色々考えていて、自分の中で一つの結論に達したのですが、
これまで友達だったヤツが、友達面していきなりセールスしてくるわけです。
そのギャップに僕のメンタルが耐えられなくて、腹が立つし、それ以上に悲しくて、あぁ気持ち悪いなと
なってしまうんだと思います。
久々に友人から連絡があって、飯に食いにいこうよとなればね、こちらもウキウキですよ。
近況の報告とか、くだらないバカ話をして笑いたいじゃないですか。
それがあったらガッツリ営業してくる日にはもう、なんというか辛い。
道端歩いていて、いきなりぶん殴られるような気持ちですよね。

マルチの人って謎の熱意がある

アムウェイに限らずマルチにはまっている人は、
 
自分が販売している商品やネットワークビジネスに強く心酔しています。
「自分が販売している商品は世界一いいんだ!」みたいな感じです。
ここが良いのか悪いのか、
いや悪いんでしょうけど、熱意ある人の話って引き込まれませんか?
「なんかよく分からんけど、この人一生懸命だ」となるとマルチに興味がない人も
じゃあ、買ってみるついで、自分もやってみようかな、
みたいなことになると思うのです。熱い人がいると良くも悪くも周囲を巻き込みますから。
それがマルチにはまっちゃう人を増やしてしまいやしないかと個人的に懸念しております。
 

マルチに引っかからないために

色々いいましたけど、子供が高校生ぐらいになったらマルチやネズミ講について教えてあげましょう。
マルチに絡め取られたあとだと本当に出来ることが少なくなります。
引っかからないことが一番大事です。
あなたとあなたの大事な人を守れるのはあなただけです。
この記事があなたの糧になれば嬉しく思います。

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